本文へスキップ
栄養・サプリ

オイルコーヒー(バターコーヒー)とは?5年続けた体験とMCTオイル・ギーの選び方

オイルコーヒー(バターコーヒー)を5年ほぼ毎日続けている筆者の体験と、調査した結果を中立的にまとめました。MCTオイルとギーの選び方、作り方、始める前に知っておきたいこと(お腹・カフェイン・カロリー)まで、出典つきで整理しています。

更新 2026年7月 読了 6分

コーヒーに、ギー(精製したバター)と MCT オイルを小さじ1杯ずつ混ぜたもの。オイルコーヒー、またはバターコーヒーと呼ばれます。私はこのオイルコーヒーを朝に飲む習慣を5年ほど、ほぼ毎日続けています。

続けてきた一個人の体験と、材料の選び方、作り方、始める前の注意を、わかっている範囲の出典とあわせてまとめました。効果を約束するものではありません。

本記事は広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

湯気の立つオイルコーヒーが入ったカップ

先に要点

ポイント 内容
何を飲むか コーヒーに、ギー(精製バター)と MCT オイルを混ぜたもの
私の続け方 5年ほど、午前中に1杯。量は少なめから自分に合う量へ調整
材料 MCT オイル(中鎖脂肪酸)とギー。私は iHerb で買っています
始めるときの注意 飲み始めはお腹がゆるくなることがあります。少量から試します
カフェイン コーヒーなので、とりすぎないよう注意します(後述)
大前提 食品であり、病気の治療・予防を目的とするものではありません

オイルコーヒー(バターコーヒー)とは

オイルコーヒーは、いれたてのコーヒーにギーと MCT オイルを混ぜた飲み物です。ギーは、バターから水分やたんぱく質などを取り除いた「澄ましバター」。MCT オイルの MCT は中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)の略で、ココナッツなどに含まれる脂質の一種です。

作り方は、ホットコーヒーに小さじ1杯ずつ入れて混ぜるだけです。

私が5年続けて感じていること

飲み始めてしばらくして、午前中に頭が働きやすいと感じる日が増えました。以前は午前中がぼんやりしがちで、本格的に集中できるのは昼すぎ。いまは朝から作業に入りやすいと、自分では感じています。

味は、最初かなり違和感がありました。はじめのうちは砂糖を入れて飲みやすくしていたくらいです。それがいつからか、味はどうでもよくなりました。筋トレのあとに飲むプロテインを、人工甘味料なしのプレーンのまま「おいしいかどうかはどうでもいい」と思いながら飲むのと同じ感覚です。

ただし、これはあくまで私個人の感想です。

なぜ飲まれているのか

すすめられる理由として、よく次のような説明がされています。あくまで一般に言われている内容で、私の体験を裏づける確定した根拠ではありません。

脂質は、炭水化物やたんぱく質と並ぶエネルギー産生栄養素のひとつです(厚生労働省)。

中鎖脂肪酸(MCT)は、一般的な油(長鎖脂肪酸)にくらべて消化・吸収が速いといわれています(NPO法人PDN)。そのため、エネルギーとして使われやすいと説明されることが多いようです。

コーヒーに含まれるカフェインには、中枢神経を刺激する働きがあります(農林水産省)。この覚醒作用を朝に活かしたい、という人もいます。

一方で、「飲めば集中力が上がる」と言い切れる根拠が、だれにでも当てはまる形で示されているわけではありません。ここは個人差が大きい部分だと考えています。

作り方

いれたてのホットコーヒーに、ギーを小さじ1杯、MCT オイルを小さじ1杯入れて、よく混ぜます。手順はそれだけ。

油分が浮きやすいので、しっかり混ぜると口当たりがなめらかになります。混ざっていないとオイルを飲んでいる感じが強く出ますが、よく泡立てるとクリーミーです。私は電池式の小さな泡立て器(Hario の CZ-1BR)を使っていて、5年たったいまも快適に使えています。

量は少なめから始めて、自分に合う分量を探すのがおすすめです。

コーヒーに泡立て器でMCTオイルを混ぜている手元の写真

私が使っている材料

私が実際に使い続けている商品をそのまま挙げます。特定の商品が一番だと示すものではなく、続けやすさと価格を見て選んだものです。価格や在庫は時期によって変わるので、最新の価格は各ページでご確認ください。

材料 私が使っている商品 ひとこと
ギー(精製バター) 4th & Heart ギー 澄ましバター オリジナル 907g 常温で保存でき、私は3か月ほどで使い切ります
MCT オイル California Gold Nutrition オーガニック MCT オイル 無香 355mL 無香タイプで、私は2か月ほどで使い切ります

ギーや MCT オイルは、成城石井のような輸入食品を扱うお店でも買えます。私が比べたときは iHerb のほうが続けやすい価格でした。まとめ買いして続ける前提なら、そちらを見てみるのもいいと思います。

ギーの瓶、MCTオイルの瓶、コーヒー豆、いれたコーヒーが並んだ写真

始める前に知っておきたいこと

飲み始めの時期は、お腹がゆるくなることもあります。私も最初の1週間ほどはそうで、体質的に合わないのかと思っていました。飲み慣れていないうちはそういうものらしく、そのまま続けているうちに落ち着きました。

MCT オイルはとりすぎるとお腹がゆるくなることもあるため、少量から始めて、体の様子を見ながら増やすとよいとされています。コーヒーに脂質を足す飲み物なので、その分のエネルギー(カロリー)が加わる点にも留意します。

気をつけたいのは、カフェインの量です。健康な大人の目安は、農林水産省によると1日400mg。コーヒーでおよそ4〜5杯です。とりすぎると、めまいや心拍数の増加、不安、ふるえ、不眠が起こることもあります。消化器への刺激で、下痢や吐き気が出る場合もあります(農林水産省)。

カフェインの影響を受けやすいとされているのは、妊娠中や授乳中の方です。持病のある方、お薬を飲んでいる方、お子さんも、量や続けてよいかを医療機関に相談してください。

よくある質問

Q. いつ飲むのがよいか

A. 私は午前中に飲んでいます。カフェインを含むので、睡眠に影響しないよう、夜に近い時間は避けるようにしています。

Q. どのくらいの量から始めるとよいか

A. 少なめから始めるのがおすすめです。私は小さじ1杯ずつにしていますが、最初はもっと少なめから試すのもよいと思います。お腹の様子を見ながら調整する形です。


【免責事項】本記事は、食品に関する情報提供と個人の体験の共有を目的としています。医学的な診断・助言や、特定の効果を保証するものではありません。

妊娠・授乳中の方、持病のある方、お薬を服用中の方、お子さんは、取り入れる前に医療機関へご相談ください。体調に異変を感じた場合は中止し、医療機関を受診してください。

出典・参考