オイルコーヒー(バターコーヒー)とは?5年続けた体験とMCTオイル・ギーの選び方
オイルコーヒー(バターコーヒー)を5年ほぼ毎日続けている筆者の体験と、調査した結果を中立的にまとめました。MCTオイルとギーの選び方、作り方、始める前に知っておきたいこと(お腹・カフェイン・カロリー)まで、出典つきで整理しています。
コーヒーに、ギー(精製したバター)と MCT オイルを小さじ1杯ずつ混ぜたもの。オイルコーヒー、またはバターコーヒーと呼ばれます。私はこのオイルコーヒーを朝に飲む習慣を5年ほど、ほぼ毎日続けています。
続けてきた一個人の体験と、材料の選び方、作り方、始める前の注意を、わかっている範囲の出典とあわせてまとめました。効果を約束するものではありません。
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先に要点
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 何を飲むか | コーヒーに、ギー(精製バター)と MCT オイルを混ぜたもの |
| 私の続け方 | 5年ほど、午前中に1杯。量は少なめから自分に合う量へ調整 |
| 材料 | MCT オイル(中鎖脂肪酸)とギー。私は iHerb で買っています |
| 始めるときの注意 | 飲み始めはお腹がゆるくなることがあります。少量から試します |
| カフェイン | コーヒーなので、とりすぎないよう注意します(後述) |
| 大前提 | 食品であり、病気の治療・予防を目的とするものではありません |
オイルコーヒー(バターコーヒー)とは
オイルコーヒーは、いれたてのコーヒーにギーと MCT オイルを混ぜた飲み物です。ギーは、バターから水分やたんぱく質などを取り除いた「澄ましバター」。MCT オイルの MCT は中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)の略で、ココナッツなどに含まれる脂質の一種です。
作り方は、ホットコーヒーに小さじ1杯ずつ入れて混ぜるだけです。
私が5年続けて感じていること
飲み始めてしばらくして、午前中に頭が働きやすいと感じる日が増えました。以前は午前中がぼんやりしがちで、本格的に集中できるのは昼すぎ。いまは朝から作業に入りやすいと、自分では感じています。
味は、最初かなり違和感がありました。はじめのうちは砂糖を入れて飲みやすくしていたくらいです。それがいつからか、味はどうでもよくなりました。筋トレのあとに飲むプロテインを、人工甘味料なしのプレーンのまま「おいしいかどうかはどうでもいい」と思いながら飲むのと同じ感覚です。
ただし、これはあくまで私個人の感想です。
なぜ飲まれているのか
すすめられる理由として、よく次のような説明がされています。あくまで一般に言われている内容で、私の体験を裏づける確定した根拠ではありません。
脂質は、炭水化物やたんぱく質と並ぶエネルギー産生栄養素のひとつです(厚生労働省)。
中鎖脂肪酸(MCT)は、一般的な油(長鎖脂肪酸)にくらべて消化・吸収が速いといわれています(NPO法人PDN)。そのため、エネルギーとして使われやすいと説明されることが多いようです。
コーヒーに含まれるカフェインには、中枢神経を刺激する働きがあります(農林水産省)。この覚醒作用を朝に活かしたい、という人もいます。
一方で、「飲めば集中力が上がる」と言い切れる根拠が、だれにでも当てはまる形で示されているわけではありません。ここは個人差が大きい部分だと考えています。
作り方
いれたてのホットコーヒーに、ギーを小さじ1杯、MCT オイルを小さじ1杯入れて、よく混ぜます。手順はそれだけ。
油分が浮きやすいので、しっかり混ぜると口当たりがなめらかになります。混ざっていないとオイルを飲んでいる感じが強く出ますが、よく泡立てるとクリーミーです。私は電池式の小さな泡立て器(Hario の CZ-1BR)を使っていて、5年たったいまも快適に使えています。
量は少なめから始めて、自分に合う分量を探すのがおすすめです。

私が使っている材料
私が実際に使い続けている商品をそのまま挙げます。特定の商品が一番だと示すものではなく、続けやすさと価格を見て選んだものです。価格や在庫は時期によって変わるので、最新の価格は各ページでご確認ください。
| 材料 | 私が使っている商品 | ひとこと |
|---|---|---|
| ギー(精製バター) | 4th & Heart ギー 澄ましバター オリジナル 907g | 常温で保存でき、私は3か月ほどで使い切ります |
| MCT オイル | California Gold Nutrition オーガニック MCT オイル 無香 355mL | 無香タイプで、私は2か月ほどで使い切ります |
ギーや MCT オイルは、成城石井のような輸入食品を扱うお店でも買えます。私が比べたときは iHerb のほうが続けやすい価格でした。まとめ買いして続ける前提なら、そちらを見てみるのもいいと思います。

始める前に知っておきたいこと
飲み始めの時期は、お腹がゆるくなることもあります。私も最初の1週間ほどはそうで、体質的に合わないのかと思っていました。飲み慣れていないうちはそういうものらしく、そのまま続けているうちに落ち着きました。
MCT オイルはとりすぎるとお腹がゆるくなることもあるため、少量から始めて、体の様子を見ながら増やすとよいとされています。コーヒーに脂質を足す飲み物なので、その分のエネルギー(カロリー)が加わる点にも留意します。
気をつけたいのは、カフェインの量です。健康な大人の目安は、農林水産省によると1日400mg。コーヒーでおよそ4〜5杯です。とりすぎると、めまいや心拍数の増加、不安、ふるえ、不眠が起こることもあります。消化器への刺激で、下痢や吐き気が出る場合もあります(農林水産省)。
カフェインの影響を受けやすいとされているのは、妊娠中や授乳中の方です。持病のある方、お薬を飲んでいる方、お子さんも、量や続けてよいかを医療機関に相談してください。
よくある質問
Q. いつ飲むのがよいか
A. 私は午前中に飲んでいます。カフェインを含むので、睡眠に影響しないよう、夜に近い時間は避けるようにしています。
Q. どのくらいの量から始めるとよいか
A. 少なめから始めるのがおすすめです。私は小さじ1杯ずつにしていますが、最初はもっと少なめから試すのもよいと思います。お腹の様子を見ながら調整する形です。
【免責事項】本記事は、食品に関する情報提供と個人の体験の共有を目的としています。医学的な診断・助言や、特定の効果を保証するものではありません。
妊娠・授乳中の方、持病のある方、お薬を服用中の方、お子さんは、取り入れる前に医療機関へご相談ください。体調に異変を感じた場合は中止し、医療機関を受診してください。