ユナイテッド航空の特典航空券は搭乗前なら変更もキャンセルもできる。往路だけ乗ったあとに復路のマイルを取り戻す手順
マイルで発券した往復の特典航空券で、往路に乗ったあと復路を搭乗前にキャンセルした体験談。画面には払い戻しなしと出て、払い戻し窓口にも断られましたが、電話で聞くと未使用分はチケットに残っていました。新しい便へ使って差額のマイルを戻す手順を、画面つきでまとめます。
ユナイテッド航空のマイルで往復の特典航空券を取り、往路に乗ったあと、復路だけを出発の約6時間前にキャンセルしました。
キャンセルの画面には払い戻しなしと表示され、あとから出した払い戻しの申請も「一部使用済みの特典航空券なので払い戻しできない」という回答で断られています。復路の分は、ファーストクラスで34,000マイル。これは消えたのだと思っていました。
ところが電話で聞いてみると、マイルは消えていませんでした。未使用の復路はチケットに残っていて、新しい便の予約に使えます。差額のマイルも戻ると案内されました。
ユナイテッド航空の特典航空券は、搭乗前なら日時の変更もキャンセルもできます。ただし、どの画面から何を押すかを知らないと、今回の筆者のようにマイルを失ったと思い込みやすいです。この記事では、実際の画面を使ってその手順をまとめます。
往路に乗ったあと、復路だけキャンセルした
予約したのは、ユナイテッド航空のマイレージプラスで発券した、福岡と羽田の往復です。どちらもANAが運航する便で、往路はエコノミー、復路はファーストクラス(ANA国内線のプレミアムクラス。ANAの予約画面では「ファーストクラス(プレミアムクラス)」と表記されています)。合計42,000マイルと、空港の旅客施設使用料1,120円でした。
復路をファーストクラスにしたのは、お盆休みの直前に予約したためです。その時点で、特典航空券で取れる復路の席はファーストクラスしか残っていませんでした。
往路には予定どおり乗りました。復路の当日、念のためユナイテッド航空のサイトで予約できる席を見てみると、同じ日の早い時間の便にエコノミーが1席だけ空いています。そこでファーストクラスをユナイテッド航空のWebサイトでキャンセルし、そのエコノミーを別の特典航空券(7,000マイル)で取り直しました。キャンセルは出発の約6時間前です。
ファーストクラスの34,000マイルに対して、エコノミーは7,000マイル。消費するマイルがおよそ5分の1で済むので、手間がかかっても取り直す意味はありました。
キャンセルの画面には、返還される未使用分はない、という表示が出ました。あとでマイレージプラスのアカウントを見ても、マイルが戻った記録はありません。トラベルクレジットの欄も「トラベルクレジットがありません」のままでした。
払い戻しの申請は「一部使用済み」で断られた
どこにも価値が残っていないように見えたので、ユナイテッド航空の払い戻し申請のフォームから申請を出しました。
約10日後に届いた回答は英語で、特典航空券が一部使用済みのため払い戻しはできない、という内容です。往路に乗っている以上、残りの区間は払い戻しの対象外という扱いでした。
ユナイテッド航空の公式ページには、フライトをキャンセルすれば手数料なしで特典マイルの返還をリクエストできる、と書かれています。一方で、往路に乗ったあとの扱いについては書かれていません。
電話でわかったこと
そこで、ユナイテッド航空に電話しました。
担当の方の説明では、往路に乗ったあと復路を搭乗前にキャンセルしたチケットは、未搭乗で予約変更ができる状態のまま、アカウントに保留されているとのことでした。払い戻しの窓口が扱う現金の払い戻しとは別の話で、マイルはチケットの中に残っていたことになります。
この未使用分を使って新しい便を予約すると、キャンセルしたファーストクラスの34,000マイルと、新しく取る福岡から羽田の7,000マイルとの差額が戻る、と案内されました。差し引き27,000マイルです。
未使用分で新しい便を予約する手順
電話で案内された手順は、次の3つです。
- ユナイテッド航空のトップ画面で「ご予約の確認」を開き、予約番号と姓を入れて「次へ」を押す
- 旅程の詳細の画面で「次回のフライトクレジットの使用」を押す
- 変更後のフライトの入力欄が2つ出るので、片方を「新しいフライトを削除する」で消し、残った1つに新しい便の出発日と区間を入れる

1枚目はトップ画面の「ご予約の確認」タブです。画像の予約番号と姓は見本の値で、実際には自分の予約番号とローマ字の姓を入れます。

2枚目が、予約番号で開いたキャンセル済みの予約です。「このご予約はキャンセルされました。未使用分を今後のフライトに使用するには、下のボタンを選択してください」と出ていて、その下に「次回のフライトクレジットの使用」のボタンがあります。

3枚目が新しい便を入れる画面です。もとの予約が往復だったので入力欄が2組出ますが、使えるのは片道分なので、2組目を「新しいフライトを削除する」で消してから進みます。
ひとつ注意があります。ログインしたアカウントの予約一覧から、キャンセル済みの予約を開いた場合です。筆者のときは「有効なフライト区間が含まれていないため、検索できません」と表示され、2枚目の画面にもボタンにもたどり着けませんでした。トラベルクレジットの欄にも出てこないので、トップ画面の「ご予約の確認」から予約番号と姓で開くのが確実です。
復路の日時を変えたいときは「予約便の変更」を使う
電話では、今後のための話も聞きました。
復路の便を変えたいときは、今回のようにキャンセルして新しく取り直すのではなく、予約便の変更で変更後の日時にすればよい、とのことです。この方法なら、その場で差額のマイルが戻ると案内されました。
今回の筆者は、キャンセルしてから別の特典航空券を取り直したので、7,000マイルを別に払い、34,000マイルはチケットに残ったまま、という状態になっていました。最初から予約便の変更を使っていれば、払い戻しの申請も電話も要らなかったはずです。
乗らないなら出発前にキャンセルする
公式ページによると、フライトをキャンセルした場合、特典マイルの返還は手数料なしでリクエストできます。連絡しないまま乗らなかった場合(ノーショー)は、返還に125米ドルの手数料がかかります。
予定が変わったら、変更でもキャンセルでも、出発前に手続きしておくほうが確実です。変更なら差額のマイルがその場で戻り、キャンセルでも未使用分は消えずに残ります。
問い合わせ先
今回、解決の糸口になったのは電話でした。ユナイテッド航空の公式ページに載っている日本の番号は、次の2つです。
| 用件 | 電話番号 | 受付時間 |
|---|---|---|
| 特典航空券を含むフライトの予約 | 03-6732-5011 | 月〜金 9:00〜18:00、土日祝 9:00〜17:00 |
| そのほかのマイレージプラスの問い合わせ | 03-6732-5022 | 月〜金 9:00〜17:00(土日祝は休み) |
電話では、予約番号とチケット番号、マイレージプラスの会員番号を手元に用意しておくと話が早く進みます。
この記事は、2026年8月から9月にかけての筆者個人の体験と、電話で案内された内容をまとめたものです。規定や画面は変わることがあり、同じ扱いになることを保証するものではありません。手続きの前に、ユナイテッド航空の公式ページや窓口で確認してください。