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栄養・サプリ

サプリの成分表示の読み方。1日量、mgとμgとIU、海外製品の%DV

サプリメントの成分量は、1粒あたりか1日量あたりか、単位がmgかμgかIUかで、同じ数字でも意味が変わります。日本の商品と海外の商品のラベルを読み比べるときに迷いやすい、表示の基準と単位の換算をまとめました。

更新 2026年10月 読了 4分

ビタミンDのサプリを2つ見比べたら、片方は「25μg」、もう片方は「1,000 IU」と書いてありました。数字だけなら40倍の差に見えますが、この2つは同じ量です。サプリメントの成分表示は、どの単位で、どの量あたりに書いてあるかを確かめないと、比べたつもりで比べていないことになります。

複数の商品の成分量を比べるなら、当サイトのサプリ比較が使えます。量が公表されている成分を、1日量の同じ単位にそろえて並べています。

サプリ比較ページの成分量の比較表

「1粒あたり」か「1日量あたり」か

最初に確かめたいのは、表示されている量が何あたりの量かです。

日本のサプリは、パッケージの栄養成分表示を「1日の摂取目安量(4粒)あたり」のように、1日に飲む量あたりで書いている商品が多く見られます。一方、iHerbで売られている米国系のサプリのラベル(Supplement Facts)は、「Serving Size 2 Capsules」のように1回分の量を決め、その1回分あたりの量を書く形です。1日に何回分を飲むかは、ラベルの別の場所(Suggested Use)に書かれています。

1粒あたりの量しかわからないときは、1日に飲む粒数をかけて1日量にそろえてから比べる、という順番です。

グラム、ミリグラム、マイクログラムは1,000倍ずつ

重さの単位は、グラム、ミリグラム(mg)、マイクログラム(μg)の順に1,000分の1ずつ小さくなります。

  • 1g = 1,000mg
  • 1mg = 1,000μg

海外の製品では、μgを「mcg」と書くことがあります。μgとmcgは同じ単位です。

カルシウムやマグネシウムのように1日に数百mgを摂る成分はmgで、ビタミンDやビタミンB12のようにごく少量で足りる成分はμgで書かれることが多い。単位を読み飛ばすと、1,000倍の取り違えになります。

IUは成分ごとに換算が違う

IU(国際単位)は、重さではなく、成分のはたらきの強さをもとに決めた単位です。そのため、IUからmgやμgへの換算の比率は成分ごとに違い、同じ成分でも形によって変わることがあります。

ビタミンDは、1μg = 40 IU。冒頭の「25μg」と「1,000 IU」は、25 × 40 = 1,000なので同じ量です。

ビタミンEは、天然型と合成型で換算が違います。米国の保健機関NIHの説明では、天然型(ラベルでは「d-alpha-tocopherol」)は1 IU = 0.67mg、合成型(「dl-alpha-tocopherol」)は1 IU = 0.45mgです。同じ「400 IU」でも、天然型なら約268mg、合成型なら約180mgです。

米国では、ビタミンDはμg、ビタミンEはmgで表示するよう、ラベルの規則が改められました。いまの海外製品には、μgやmgの後ろにIUを括弧で添えた表示もあります。古いラベルの写真や、規則が変わる前の商品の情報ではIUだけのこともあるので、換算して読む必要があります。

%DVは米国の基準に対する割合

海外のサプリのラベルには、成分量の横に「%DV」(% Daily Value)という数字が並んでいます。米国の食品医薬品局(FDA)が定めた1日の基準量(Daily Value)に対して、1回分にどのくらい含まれるかを割合で示した数字です。

たとえばFDAの基準量が20μgの成分を、1回分に50μg含む商品なら、%DVは250%です。

%DVの基準は米国のものです。日本の厚生労働省が定める摂取基準とは、数値の違う成分もあります。%DVが100%を超えていても、日本の基準で見て同じ割合になるとは限りません。日本の基準と比べたいときは、%DVではなく、mgやμgの量そのものを日本の基準と比べてください。

量が書かれていない成分

日本のサプリには、「GABA、テアニン配合」のように成分の名前だけを挙げて、量を書いていない商品もあります。量が書かれていない成分は、ほかの商品と量で比べることができません。

当サイトのサプリ比較では、量が公表されている成分だけを、1日量の同じ単位にそろえて比べています。量が公表されていない成分は、各商品のページの「その他の配合成分」に名前だけを載せる形です。量が多いほど良いわけではなく、成分によっては1日に摂る量の上限が定められています。上限を超えるおそれのある量には、比較表に注意の印を付けました。

出典・参考
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